2009年8月15日土曜日

人の立場にたつこと

人の立場に立つこと。

これは出来ないようで、できることだと思う。
ただ「完全」に相手の立場に立って、考えることは不可能に近い。
でも、できるだけ、自分が相手の立場に近づいて考えることはできる。

なぜこういったことを考えたかというと、
最近バイトをして「相手の立場にたって考える」ということがどれだけ重要か感じた。

私は居酒屋でアルバイトをしている。
お客様の立場にたって考える。例えば飲み物を出すときはその飲み物を
頼んだお客さんのほうへ持っていくこととか。また灰皿を適宜かえたり。
逆に店員が思うのは、お皿をかたすときは、まとめておいたほうがすごく楽。
お皿がバラバラだとすごく困る。かたすのが大変になる。
だから私が飲み屋へ行ったときはお皿をまとめたり、かたしやすいようにする。


そして今回は駅員さんの補助的なお仕事をした。
駅員さんって若干楽そうで、よく注意するうるさいおじさん、おばさんたちだと思ってた。
でもそれ違った。全然違った。むしろお客さんがけがしないようにするために、あんなにうるさく
言うんだと思った。私が補助的なお仕事していて、ホームでのお客さんの整理をしていた。
ホームの黄色い線の内側へ入らないとほんと危ない。電車すれすれなのに無理やり前へ進んでいる
お客さん。電車にぶつかったら、危ないよ。駅員さんが注意しているのに、なんも聞かないなんて。
それでけがしたら、鉄道会社のほうが悪くなるのかな?
ホームからギリギリのところで駅員さんが立ってて、お客さんが落ちないようにしている。
たくさん人がいて、もしおされたら、そのまま線路に落ちちゃってけがするよ。
そんなリスクがあるのにギリギリのところで立っているなんて、すごいと思っちゃった。
私も立ってたけど、けっこう怖かった。
ああ、私は自分からちゃんと黄色線の内側に入って歩こうと思った。

この2つのアルバイトの体験はほんとに些細なことだけど、こういった些細なことが
相手の立場にたって考える心を育ててくれるんじゃないかなー。

バイトだけじゃなくて、家族、友人、仲間でも
どれだけ自分基準で物事を判断していたのか・・・と思う。
自分の価値基準もとても大切なこと。
ときと場合によっては自分の価値観で判断したことが、
相手にとってはいやなことだったり、実は間違っていたり。。。。するかもしれない。

だから、状況に応じて

自分の価値観
他人の価値観

のどちらがあっているか、判断していく目を養っていく必要があるんだろーな。

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