昨日はチョコラという映画を見に行きました。
http://www.youtube.com/watch?v=dq-66EYBm40
ケニアのスラム街で生きるストリートチルドレンの話。
ストリートチルドレンをスワヒリ語で「チョコラ」と言うそうです。
*結構皮肉な言い方です。
この映画は悲惨を全面的に出しているのではなく、ただそこに「生きる人々」を
映し出しているんですね。
ドキュメンタリーでも「この子たちは過酷ので中で生きているんです。」
とアピールしているものがある。でもチョコラはそんなことはない。
「生きる人々」をただ映しているから、私たちに「かわいそう」など上から目線の気持ちを
与えない。私たちと一緒で「生きている」だけだと思うんです。 なのに・・・・一緒とは考えず、
違う土地、私たちとは違う世界に生きていると思うのは、勘違いにも程がある。
この映画はおすすめです。
ちなみに映画の中でいくつか気がついた点を書き出しておきます。
・ストリートチルドレンにも親がいる子どもたちもいること
→ 日本でいう「不良」?
・シンナーの入手法は?
→ケニアのナクルでもシンナーを吸っているこどもたちがいました。うーむ。どこから入手しているのか
・教育の点
→ドロップアウトする理由のひとつにいじめがある
→ドロップアウト後、もう一度学校に戻る子どもの率は?
→映画の中ではケニアの子どもはすんなりと学校に行けるようだ。
制服、教材などの費用は無料なのか?
・HIVに感染した2人の子どもをもつ親
→売春婦をやればまた誰かに感染してしまい、さらにHIVが広がるだろう。しかし仕事がなければ
それで2人の子どもを養っていけない。
→雇用がない。(コネがないと働き口は見つかない)
→ある程度英語の読み書きができても職が見つかるとは限らない。
うーむ。やっぱり私は開発系の方がいいかもしれないなぁ・・
マクロな学問は私には遠すぎて、遠すぎて・・・笑
2009年5月23日土曜日
チョコラ
投稿者 terumi 時刻: 9:22
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